ふくみみブログ

アラフィフおひとりさま女が50才を機に新しいことに挑戦している日々のはなし。

春は気分が忙しい

春の花冷えは冬より寒い

先週末に近所の桜の様子を見に行ってみると、まだ、三分咲きくらい。

お花見しているグループや家族もけっこう出ていたけど、けっこう肌寒かった。

気温が低いから今週いっぱいくらいは楽しめそう。

 

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桜は楽しみなんだけど、「春」という季節は私にはちょっと苦手。

その一つは、意外と寒いこと。

「花冷え」という言葉があるけれど、あのスースーとする寒さが、冬よりも寒く感じることがある。

冬は寒いに決まっていると覚悟しているし、ちゃんと防寒して厚着しているから、寒く感じることはあまりない。だけど、3月の声を聞くと、やはり春を意識して、少しずつ、薄着にしようとする。だけど、「三寒四温」の言葉通り、暖かくなってきたと思って薄着をしたら、その日に限って、いきなり、寒さが逆戻りして、「寒ーい!」とやられる。

昔、北海道に仕事でよく行っていた時に、北海道は3月下旬でもまだ、雪が降り積もるくらい寒かった。にも関わらず、地元の人は薄手のスプリングコートを着ていた。私はもちろん、ダウンコートでばっちり防寒していたが、地元の人は「だって春だから」と言っていた。あれには驚いた。

日本人は季節感を大事にするからなのか、それにしても驚いた。

 

春にメンタルが不安定になるのは

そして、この時期、気分のアップダウンがけっこうあるのも、この気温の変化が関係しているように思う。このまま暖かくなるのかな、と思っていたら、いきなり寒くなって、ウキウキしていた気分も、引きずり降ろされる。この繰り返しで、気分も忙しくて、3月から4月にかけては自分でもいつもよりちょっと不安定な感じがしてドキドキする。だから春は苦手。

 

周りでは、春だね♪と嬉しそうな人が多くて、そんなこと言っている人はいないから私だけなのかなと思っていたら、調べてみると、実はそういう人はけっこう多いのだそう。

 

気温や気圧など外的環境が変化すると、「自律神経」が働いてその外的環境に対応して調整するのだけれど、春先は季節の変わり目なので、その変化が激しいので、自律神経の調整機能が追いつかない。そうするとカラダやココロのバランスが崩れて体調不良や情緒不安定になったりするらしい。

 

style.nikkei.com

そうか、私だけじゃないんだ、と思ったら、ちょっと安心した。

そういえば、こんなふうに春は気分が忙しいと感じるようになったのも、40代後半、更年期に入ってからだ。それまではあんまり気にしたことがなかった。更年期も女性ホルモンの低下から自律神経が乱れるというから、そういう年頃ということなのかもしれない。微妙なお年頃なのよね。

先日、高校時代の同級生たちの集まりがあり、女性だけで話していた時に、「どんなに寒い日でも周りが寒がってても、自分は暑いんだよね。」「そうそう。暑くて暑くてしょうがないよね。」「更年期だからね。」と大笑いして盛り上がった。

この年になって、同級生の女友達って、ありがたいとつくづく思う。ちょっとやそっとのことじゃ動じないし、同い年だからこそ分かり合えることもたくさんある。

 

 どうやら「自律神経」はこれからの私のキーワードだなと思った。いかに自律神経を整えるかを考えていくと、自分をもっと大事にできるか、人生を楽しく前向きに進んでいけるかに繋がるのかなと思う。

 

平成最後の春、「次の令和時代は、自律神経に着目した暮らしを目指してみよう。」と閃いた。

 

そうだ、春は私の好きな酒の肴もいっぱいあるんだよな♬

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